兼見卿記

続群書類従完成会が刊行した『兼見卿記』は

  1. 元亀元年六月〜天正九年九月
  2. 天正十年正月〜天正十二年十二月

の二冊であり、残りの天正年間分は東大史料編纂所のサイトで(謄写本だが)読むことができたが、文禄・慶長年間は無かった。
しかし数年前から『ビブリア』という雑誌で文禄・慶長年間の『兼見卿記』の活字化が行われている。現在刊行されている分を記す。

  • 岸本眞実「『兼見卿記』(一) 文禄二年自正月至六月」第118号 2002年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(二) 文禄二年自七月至十二月」第119号 2003年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(三) 文禄三年自正月至六月」第120号 2003年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(四) 文禄三年自七月至十二月」第121号 2004年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(五) 文禄四年自正月至六月」第122号 2004年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(六) 文禄四年自七月至十二月」第123号 2005年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(七) 文禄五年自正月至六月」第124号 2005年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(八) 文禄五年自七月至十二月」第126号 2006年
  • 岸本眞実「『兼見卿記』(九) 慶長二年自正月至十二月」第128号 2007年

引き続き活字化されると思われる分

  • 慶長七年六月〜十二月
  • 慶長八年正月、三月〜八月、十二月
  • 慶長十三年正月〜九月、十二月
  • 慶長十四年正月〜十二月

貴重な情報が多々含まれているので一読をお勧めする。